2010/12/31

走り抜けた2010年

今年の総括・・・・と言う前にここ数年の流れを少し。実は大学を卒業して実家に帰ってきた
時点で造形そのものから一時離れた時期がありました、大体半年くらいでしょうか。
理由は作る時間と場所がなかったから。まず生活に慣れなくてはいけなかったし、
塗装やパテの加工は離れで行うことにしていたので、その場所作りに苦慮して最初の
1年目は終わっていきました。その時一応仕事原型を受けていたんですが、1点作るのに
相当苦労してこのままではいけないと思いました。
だけど、今までのようには作れない。段階を踏んで復帰していかないといけないな、と。

大学なら締め切りが近くなれば強引に休んで対処することもできましたが、社会人に
なればそういうこともできず、イベント復帰を本格的に考えたのは2年目の夏だったと思います。
その頃先輩原型師の方には「○○の原型で1年かかっちゃうもんな(笑)」と茶化されたり
するぐらい手の進みが遅くなっており、凄くイベント復帰がしたかった。それで作ったのが
量産型ゲシュペンストMk-2改だったんですが、それがまあグダグダでして(汗)出発の直前
まで生産してる有様でした。とにかく有限な時間を活用する難しさに初めて挑戦したこと、
離れの作業場を改装して場所を作ったことで「なんとか帰ってきた」と思ったのが2年目でした。

3年目に入る頃マスターピース本の話が来てザクⅢ改のオファー。自分の希望も多分に
入ってるのだけど、これがまた難解・・・面白いデザインで現行で通じるものを作ろうと挑戦。
6月に紙面用完成品をアップしてからイベント用に不具合あるところを作り直しながら石垣版
ガンダムXをカラーキャスト用に分割。会社を休まずに(有給は使ったけど!)睡眠時間を
削って休みを当ててなんとかやり遂げました。結果は両方とも完売で満足の行く結果に。
ようやく以前と同じように作れるなと感じた3年目でした。が、このときの無理と仕事の方が
忙しく重なって冬のWFはお休みすることに。

3年目でレックレスブースで作品発表したことで自分が全体のどの位置に立っているのか
客観的にわかるようになりました。要するに課題が見えたということで4年目をどう動くか
相談した結果、商業、イベント原型をコンスタントにこなすという方向に。

4年目は発表されているもので言えば
・GXビット
・ガンイージ
・SDベルゼルート
・SDアシュセイバー
・未発表原型1点
・過去作製品化1点

という結果に実はまだ終わってないのが2点ありますが、近々完成なので今年作とします(汗)
新規で5体製作するというのは過去最大であり、しかもそこまで無理しなかったところが
個人的に大きな成長だったと思います。しかもスケールがそれぞれ違うということでスケール
違いによる造形の味付けを学べたことは大きいです。今年は造形に対する考え方で仲間と
議論することが多々あって、昨年の自分なら受け入れられない価値観だと突っぱねてた所
ですが、とある方に諭されて、自分の中に取り入れてみたところ造形に対する堅苦しさが
すっと消えて楽になりました。それがアホみたいなパーツ数のSDベルゼルートなんです(笑)
GSの面々と造形について話し合うのはホント面白くて刺激的です。感謝します。
3年目の課題はある程度克服したものの、これは今後も継続して追い求めていくテーマなので
5年目にも続けて行きたいと思います。その先に自分の求める造形があるので。

前置きは長くなりましたが、毎年ちょっとしたテーマを設けて少しずつステップアップ
してきました。本業と副業とイベント参加の三足の草鞋をどこまで続けれるかわかりませんが
出来る限り続けて行きたい。そして皆さんに楽しんでもらえるような作品を発表できるように
挑戦続けたいと思います。

2010年は本当にお世話になりました。来年も宜しくお願いします。
それでは良い御年を。

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